<2003・12・26>WEB・あれこれ通信NO8

すっかり師走です。
 今年は、前半は、乳がんの治療と、介護度5になった母を都内からこちらの施設に移すことと、市町村合併の学習、後半は、町議会議員選挙と、嵐山町議会から手が離れてしまった合併問題への対応です。癌はとりあえず治まっていますが、私の人生の終了も視野にいれた生活をしないといけないと思っています。といっても、ひたすら、家のなかの人間以外のものを少なくすることに終始していますが・・・・
 ものが多すぎるのに悲鳴をあげています。

1、12月定例議会
2、地方自治ってなんだろう
3、世田谷事件被害者支援の会
4、嵐山町男女平等参画条例案のゆくえ
5、みんなで合併を考える会



1、12月定例議会

12月9日から12日まで4日間でした。

 初議会だったので、14名の議員が一般質問をしました。その中で、合併問題で、いくつかわかったことがあります。嵐山町が予定している事業は3つあります。

@駅西口から254バイパスまでの貫通する道路の建設
Aツタヤ・図書館をとおって、川島で止まっている年計画道路を川島地内を抜け、滑川町をとおり、つきのわ駅までの道路を完成させる。
B児童館の建設
駅西口側が、狭く危険なのは確実なのですが、駅からの貫通する自動車道を造った時、ますます、道路は自動車道になって、人が歩く・買物をの通路の機能はなくなるのだろうなと思います。駅まで、自動車が入れない、道の途中に駐車場を設け、一定の距離を歩くほうがよいようにおもうのですが。
川島からつきのわ駅までの道路も同じよう上記と同じ感触をもちます。
道路が自動車道になって、人が歩かないとき、地元商店の打撃は大きいはず。ほんとうに必要な道路かどうかは、どのようにして判断するのでしょう。
少子化で、こどもが遊べない時代、町に1ヶ所児童館をつくって親が送迎する発想より、小学校ごとにこどもが遊ぶ空間をつくっていくほうが大切だと考えます。小学校区単位で、児童と遊びを楽しむ人、遊びのリーダーシップを設置するほうがよいように思えます。お兄さん・おねえさんの有償ボランティアもいいと思います。



2、地方自治ってなんだろう

 12月19日、憲法学者の杉原泰雄先生に地方自治について教えていただく機会がありました。
「地方自治は、地域の中小企業がいかに活性化するかということを考えることなのですよ。」というお話に、今まで、考えたことがない視点でしたが、なるほどと腹にストンと入りました。

 中央集権では、経済が行き詰まること、そのために世界は地方分権になっていること、なぜ、日本は、世界の潮流とは反対に中央集権に戻ろうとするのか。地方の経済が潤ってはじめて、国が成立すること、いったい、私の町らんざんに、地場産業といえるものがあるでしょうか。
EUには地域の地場産業をいかに活性化させるかを、議員達が考えるが、日本はそのことを考える議員がいない。私もそうでした。地方自治とはなにか、しっかり考えていこうと思っています。




3、世田谷事件被害者支援の会

「世田谷事件・写真ギャラリー展」
03年12月28日(日)恵比寿「Free House Bird 」
東京都渋谷区恵比寿4−7−2KBKビル 一階

 世田谷事件被害者支援の会が、被害者遺族の方の「にいなちゃん・れいちゃん基金」のため、写真展とコーラス・トークを行います。 にいなちゃんれいらちゃん基金は、命を失ったおさない二人の希望・夢をかなえてくれるように、奨学金をつくる・ そのことで、にいなちゃん・れいちゃんが輝いてほしいといういつまでも輝いていてという希望です。





4、嵐山町男女平等参画条例案のゆくえ

 議会の特別委員会で、策定した嵐山町男女平等参画条例案が、町職員のプロジェクトチームによって、 「らんざん男女がともに活き活きと暮らせるまちづくり条例という、あまり男女平等、女性政策を推進する力のないものになって、町民の意見聴取がはじまります。 がっかり。残念です。 私が、男女共同参画推進特別委員会を設置して、男女平等政策を推進して行こうと思った直接のきっかけは、 嵐山町の犯罪被害者支援条例では、女性への暴力被害者を支援することができないという理由からです。 積極的な、女性差別を禁止していく条項、オンブズパーソンの規定がなければ、解決できません。 町の条例案には、積極的な政策がいっさいなく悲しいものでした。 これから、町側と交渉してよいものにかえていけるのでしょうか。
 詳細は、のちほど。





5、みんなで合併を考える会

 3町3村の合併をかんがえるために、みなさんで情報をもとう。住民みんなが決定していくためにようやく、準備会ができました。

発足の会は、
1月12日(月)2時・勤労福祉会館
代表は弥永健一さんです。