( 2005・1・11)WEBあれこれ通信NO15      
 
 
新年が動き出しました。
これからの環境問題、地球温暖化によるさまざまな環境変化とともに津波・地震・水害も視野にいれたまちづくりが必要だと自覚しています。
 
1,アドレス変更のお知らせ
2,地方自治を考える学習会
3,WITH  YOUさいたま男女共同参画フォーラムワークショップ
4,都幾川大野ダム建設中止
5,私事ですが・・・
 
1、メールアドレスを変更しました。
  再登録してください。
  
  shibuya97@s4.dion.ne.jp
 
  
2、地方自治を考える学習会
  比企地域の市町村合併は、いろいろな合併枠での考察ののち、玉川村と都幾川村の法定合併協議会が進行しています。
  国の市町村合併策で、地方は自治をうみだすことができるのか、
  地方自治のありかたを根本から考えてみます。
  この勉強会から、私は広域市民会議、各市町村の常設型住民投票のまちづくりを目指します。
  
  第1回、1月23日(日)午後2時
   東松山市市民文化センター
   「比企の市町村合併を検証しよう」
   参加費  500円
   主催  じっくり市町村合併を考えるじ会
        比企の合併と地方自治を考える会
 
   じっくり市町村合併を考える会は、比企地域任意合併協議会に、各市町村から職員を派遣することは、難しい、経費を支出することは、住民合意がないので、違法になるという視点で、東松山市長・嵐山町長・小川町長を相手取り、損害賠償請求の住民訴訟を起こしています。
1月26日、地裁での判決があります。高裁への控訴も視野にいれ、比企の合併の問題を検証します。
住民訴訟の原告側弁護士・難波幸一さんに参加をお願いしています。
 
3、WITH  YOUさいたま男女共同参画フォーラムワークショップ
  2月6日(日)  10時〜12時
  自治体が、DV被害者をサポートするには
  埼玉県内でおきたDV事件について、地域に何が必要だったのかかんがえてみます。
  
  今、いったいどの程度の相談件数があるのか、調査しようとしているのですが、うまく把握できません。
  改正DV法後、「市町村は被害者を支援できる」の文言のため、被害者支援をしなくてもよくというとらえ方ではないかと思えます。
 
4,都幾川大野ダム建設中止
やっと、建設中止決定になりそうです。
埼玉県公共事業評価監視委員会は、休止中の都幾川大野ダムについて、利水面での必要性がなくなったことから「事業を中止すべき」という判断をしました(埼玉新聞2004年12月2日)
1989年に事業認定され、2006年完成の予定でした。
建設費は122億円、地質調査などのボーリング調査に12億8千万円を支出。
都幾川大野ダムには、地元の人も疑問視をする方もいました。
地権者のうち一人のかただけが、山が水源涵養林であることを明確に意識され、反対の声をあげられました。
村八分のような思いもされ、ご苦労が多く共有地運動もはじまりました。
私も反対の立場をとり、署名活動をしました。
都幾川の山林が守られてとりあえず一安心です。
治水事業として、都幾川河川拡幅工事を計画するはずですが、河川拡幅より、河川が氾濫しても、その氾濫域を確保して、不必要な工事を避けるべく自然保全ができるように働きかけたいと考えます。
 
5,私事ですが・・・
厚生労働省が、年末、痴呆症を認知症と呼称をかえることに決定しました。
認知症のほうが、症状をよく表しています。
都内で一人暮らしをしていた私の母も、2年半前に、脳梗塞で右半身麻痺となり、痴呆といわれる症状で不自由しています。
表現したい言葉を思い出せない、そのためにうまくはなせない・言葉を発しても周囲に理解してもらえないというあきらめがあるようです。
1昨年春、都内から嵐山町の私の家の近くの施設に入所しました。
介護度は、4から5に認定されます。
年末からお正月にかけ、腹痛で病院に入院し、お正月あけ退院し、今までの施設に入所しました。
こちらに来てからの入院はこれで5度目です。
入院するたびに、言語力がなくなり、気力がなくなります。退院して、施設入所でまた言語力を少し取り戻す繰り返しです。
施設から病院に入院すると施設退所措置になり、介護保険から、老人医療保険に移ります。
治療が終わって退院しても 今までの施設に戻れるとは限らず、私はひやひやです。
厚生労働省は、介護保険を施設介護でなく、家庭介護を中心にする政策をとろうとしていますが。
私も、2年半前、母が自宅で生活できないか、ケアマネージャーに相談しました。
介護度4ないし5、一人暮らしで、週に1,2度家族が訪問する場合、介護保険を100%使ってもそのほかに最低でも1ヶ月30万円は必要という試算でした。
本来なら自宅での生活を選択しますが、介護が必要となると、効率重視の日本、施設介護が中心にならざるえないと思います。
本当は母の生活の場である都心での施設入所がよいのでしょうが、非現実的。母は私の近くの施設介護で生きのび、私も高齢者虐待のせっぱ詰まった状況にはならずにいます。認知症の悲しみは受け止めたいと思っています。