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農業委員の選挙

 農業委員に女性委員を選任しました。

 嵐山町の公職選挙は、町長選挙、議員選挙、農業委員選挙があります。農業委員は、農業権のある人が、選挙権をもつので、農業に従事していない人には選挙権、被選挙権がないので、私のような消費者にはなじみのないものです。

農業委員には、次のような任務があります。

  1. 農地法の農地を農地のまま、貸したリ、売買するための許可審査を行う。
  2. 農地を所有者以外のものが、農地以外に転用する場合の許可審査を行う。
  3. 農地を、所有者以外の人が、農地以外に転用して、貸し借りをおこなったり、売買するものの許可審査を行う。

農業を宅地にしたり、埋めたてと行う許認可権をもっており、大切な公職です。

 農業委員数は20名です。そのうち、15名が選挙で選任されます。あと、5名は選任です。1名が農協から・1名が農協共済・3名が議会(内議員1名)から推薦されます。選挙の委員は、各地区で、推薦をもらいます。

 農業委員は、今まで女性委員は0でした。今回、議会で、ぜひ、女性枠をつくって女性も農業委員として活躍してほしいと、働きかけました。

 議会では、農業委員推薦委員会をつくって、農産物の産直販売所で、農業者の女性と話し合い、農産物の産直販売所に野菜を入荷している女性2名を推薦することができました。農業委員の議員枠を撤廃することができました。農業委員には利権があるので、慣例のとおり、議員から一人だすべきだという抵抗もありました.

 農業委員の議員枠を撤廃したことで、法律で決まっている審議会委員の議員枠以外の、行政委員の議員枠のすべてを撤廃しました。女性の農業委員の方に、期待したいと思います。


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