20119.25  WEBあれこれ通信2版 NO27

 

昼間はまだ残暑が残っていますが、朝夕は涼しくなりました。

ご飯がおいしい季節です。

いかがお過ごしですか。

 

1、     嵐山町全域に自転車で議会報告あれこれ通信を配布しました。

827日からあれこれ通信NO67を配布しはじめて、924日に嵐山町全域に配布し終わりました。

嵐山町は、南北に細長く、市街地と南部と北部を一度に配布するということはできず、今回初めてです。

2008年の町長選挙の前にも一度全域に挑戦したのですが、遠山地区に配布できず終わりました。

9月定例議会と台風とあり、自転車で全域は無理かなあと心配だったのですが、いけました。

達成感があり、満足しています。

自転車で移動すると、南部の課題と北部の課題とは異なっていることがわかります。

南部は川の面積が広く、観光地です。比較的、近隣が接近した集落です。

鎌形地区は、子ども数が減り、とうとう鎌形小学校を廃校にし、跡地に町立幼稚園を移転しました。

北部地区は、山が多く、近隣が離れており、養蚕で潤った地域で、山の中腹に家があるところも多く

足腰が丈夫になります。

嵐山町は、深谷活断層のど真ん中に位置しており、防災と地域の支えあいのは見直さないといけないと

改めて考えています。

かつては、七郷村だった北部地区に、出張所を設け、職員を配置しなければ、いざというときの

支援が難しいとつくづく思いました。

南部地域も北部地域も山林が荒れており、耕作放棄地と荒れた山林の課題解決には、南部交流センター・

北部交流センターに職員を配置し、地域の人と課題解決のプロジェクトを作るべきだと考えています。

どうやってその予算を出すのよと町長にいわれますが、私は現在の行政システムで削るべきところを削り

補強すべきところにまわすしかないと考えています。

 

2、     地域の支えあいについて思うこと

嵐山町内を自転車で移動して、やはり、人の移動の保障をどのようにつくっていくか、課題です。

北部・南部は市街地から遠く、坂があり、明らかに歩いて街中にでることはできません。

買い物は、日曜日に息子が買ってくるからという高齢の女性も多くいました。

買い物は自分でやりたいだろうなあと思います。

市街地のなかのもっとも古い住宅団地の志賀2区は、多くの方が高齢化しています。

子どもも遊んでいるけれど、補助カーを押しゆっくりと住宅街を歩く、高齢の方の姿が目立ちます。

嵐山町の少子高齢化は近隣に比較すると早い自治体に入るだろうと推測しています。

高齢者の一人暮らしは介護保険ではもうすでに間に合わない。

エコマネーも含めた、地域の支えあいの確立が必要だと改めて感じます。

 

3、     放射能汚染の測定

 9月定例議会に審査を求められていた「学校給食の安全と子どもの生活空間の空間放射線量の測定で汚染マップをつくる」請願は、

文教厚生委員会で審査し、議会全会一致で、採択になりました。

が、議会が請願を採択したからといって町長が請願内容を実行するとは限りません。

町長には、被害のうわさを行政がつくってはならないという姿勢があります。

そのために、嵐山町での放射能対策は遅れています。

9月定例議会での一般質問に対する町長答弁は、後ろ向きでした。

どうしたものかなあ・・・・

値が高いところもあるけどなあ・・・

というわけで、927日から101日までの選挙期間中、嵐山町内全域を移動するので

100箇所の放射線量を測定する予定です。

おもに、通学路と公園になります。

5cm・50cm・100cmでRADEX1503を使います。

RADEXは、β線とγ線の両方の値なので、数値が高くなります。

が、高価な正確なカウンターでは、町が測定すればよいのです。

簡単な測定結果になりますが、地域の大まかな状況が把握できればよいとおもいます。

街頭演説の最後に値を報告する形にしたいと思います。

後日、グーグル地図に落とせるようにしたいと考えています。

そこまで、私のパソコン力が進むように、学習します。

 

町内全域を回ってみるとなんとなく上記の課題がつかめてきます。

台風一過のあと、近所の人に

これは、日本はどうなってしまうのかと不安だといわれました。

私もそう感じます。脱原発と温暖化抑止、人口減少への対応、

できることから課題解決の方向をさぐるしかないなあと思います。