2010・8・15   WEBあれこれ通信2版 NO23
 
せみがうるさく、蒸し暑くって汗でベトベトしています。
ご無沙汰です。皆さんお元気ですか。
長くご無沙汰して、書くことがいっぱいです。
1、嵐山町長被告の住民訴訟を2件提訴しました。
2、国立女性教育会館の情報公開一部不開示の意見書
3、トーク嵐山 NO8「嵐山町の公共下水道と合併浄化槽」にどうぞ
4、地球温暖化対策推進条例意見交換会のお知らせ
5、議会基本条例制定に向けて
6、あれこれ通信NO62、配布中です。
7、二人目の孫誕生です
 
1、嵐山町長被告の住民訴訟を2件提訴しました。
ご報告が遅くなりました。
8月5日に、嵐山町長被告に、住民訴訟を提訴しました。
前回お知らせしましたが、5月6日に監査請求をし、7月5日付けで監査委員から棄却の結果が送られました。
@、嵐山町M氏の政治倫理条例違反の吉田集会所ふれあい講座講師謝礼の返還を求めるものです。
  これは、平成19年に制定した嵐山町議会議員政治倫理条例の定めによって、政治倫理審査会に審査請求をしたものですが、
  議長が、政治倫理審査請求書を受理しながら、政治倫理審査会に60日たっても政治倫理審査会に審査を求めなかったので
  地方自治法第242条によって監査請求をして却下されたので、住民訴訟を提起したというものです。
  どうなるでしょうか。腹立たしいのは、議長ほかの保守系議員の会派が、政治倫理条例を無意味にしたことです。
  M議員の議員報酬以外の謝金は、多いのです。
  議員としては、兼業禁止に抵触するよ、もうやめてほしいなあという思いです。
 
A @のことを調べていくうちに、議員が代表を勤めている団体への補助金は、正さなくてはいけない・議員は補助金団体の代表は辞任しようよと
 あらためて感じます。
 嵐山町土地改良団体連絡協議会への補助金は昭和59年からはじまりました。
 決算を調べていくと、この団体への補助金は、研修と事業推進費のためのものなのですが、
 視察後の懇親会、役員会後の懇親会、慶弔費に使われていて、それでもお金が余って、繰越金がでていて、補助金額は74万5千円ですが、
 繰越金が179万円あるのです。
 嵐山町土地改良団体連絡協議会の代表は、A議員で、彼は、嵐山町監査委員でもあります。
 部落解放同盟埼玉県連合会嵐山支部への補助金は昭和49年からはじまりました。
 この団体の補助金は研修会・大会・各種会議参加に対して交付されます。
 決算書をみると、会費が1世帯5000円で7世帯、それに対して補助金は690,000円の交付です。
 支出では、直接の会議費や需用費や上部団体への負担金にも補助金が使われていました。
 決算書では、補助金の対象事業は358000円で、残額の332000円は、ほかに流用されています。
 が、補助金の対象事業である研修会や大会参加費は、どんな事業に対して支出したのか、何人が参加したのかわからないのです。
 この団体の代表は@で政治倫理審査請求の対象になった松本美子議員です。
 
B訴訟の準備をしているうちに、13年前の納税組合補助金の損害賠償請求の訴訟を思い出しました。
 町長に損害賠償請求を求める訴訟だったのですが、毎年半期づつ補助金を交付するので損害賠償請求の金額が増えて、2100万円を越えてどうするのだろうと思ったとき、裁判官からの和解勧告で、補助金交付をやめさせることができました。
 当時、弁護士費用を町長が持つのは当然と、100万円の弁護士費用で和解になったのを思い出しました。
 20年前嵐山町に転居した地区は、納税組合で税金を納めていました。たまたま、私が隣組の組長になって税金を集めて納める役目になってしまったことから
 納税組合は既得権でプライバシー侵害でおかしいじゃないかと調査しはじめ、議会での質疑を続けましたが、議会は納税組合を推進しました。
 しかたない。監査請求・提訴になって、和解になりました。
 その後、(株)ぎょうせいから出している「税」という月刊誌に紹介され、納税組合の補助金は違法だということで、各地で納税組合がなくなっていくという展開になりました。
 @Aの訴訟は、内容的に納税組合とは異なるのですが、いずれも既得権への議員のしがらみとしがみつきが原因です。
 準備しているうちに、この裁判、いい線いくかもしれないと勝手に思っています。
 
2、国立女性教育会館の情報公開一部不開示についての意見書
昨年事業仕分けで大きく取り上げられた、嵐山町にある国立女性教育会館のホテル部門(窓口業務)の入札について情報公開を求めました。
ですが、落札しなかった事業者名を非公開にしてきました。なんで??
嵐山町の入札結果表を平成17年からずっと入手して、落札率や業者の関係性をそれとなく見ている私には、なぜ、事業者名が非開示になるのかわからずきょとんです。
で、不服審査請求をしたら、国の情報公開・個人情報保護審査会に回しました。
やっと、きょう意見書を書き上げました。
意見書と一緒に、嵐山町の平成22年度の7月までの入札結果表を一緒に提出することにしました。
自治体では当たり前の情報提供が、国になると非開示になるのは、なぜか??
国は、身近ではないため、市民による監視を嫌うのかしらと思いました。
国はお上意識が強いのだなあとあらためて感じています。
 
3、トーク嵐山 NO8「嵐山町の公共下水道と合併浄化槽」にどうぞ
久しぶりのトーク嵐山です。
日時 8月28日(土)1時〜3時
場所 なごみ
テーマ 公共下水道と合併浄化槽
講師  大沢嵐山町上下水道課長
 
私は、公共下水道区域をできるだけ狭めて、なるたけ合併浄化槽でと考えていたのですが、
3月にとうとう市街化予定の畑にも公共下水道の管を入れました。
住宅地を広げてしまって、平成35年には嵐山町の人口は19000人が15000人になるといわれているのになあ
この公共事業費、借金を返すと、下水道管の老朽化が進み、又工事です・・・・
 
4、地球温暖化対策推進条例意見交換会のお知らせ
議会の文教厚生委員会では、昨年10月より、来年6月には、嵐山町地球温暖化対策推進条例を制定したいと検討しています。
日時 8月29日(日)午後1時〜4時
場所 町民ホール
 
学習を進めていくくうちに、もしかしたら、地球温暖化対策推進条例の議会提案は嵐山町が初めてなのかなあということに
気づきました。どこかやっているだろうと思っていたのに・・・
かなり、専門的知識が必要なのに、必要な情報がないことにも気づきました。
国の政策の法令化が遅れているので予算取りが難しい。
稚拙なものでも、やろうよと決めた以上、つくっていこうと思います。
ぜひ、ご協力ください。
この意見交換会を皮切りに、12月議会までに中学生、大妻嵐山の中高生、里地里山委員会、商工会、工業会、農業・林業の人と意見交換会を進めていく予定です。
1月から3月は、具体的な条例案を考え、3月からパブリックコメント、6月で条例案議会上程の予定なのですが。
私は、大丈夫だろうかと気がかりです。
文教厚生委員会は、同時に文教厚生委員会に係る施設と人的配置もテーマになっているので、公民館の改修にCO2の削減の施策、学校の芝生化も提案しています。
 
5、議会基本条例制定に向けて
議会改革は、運用を変えながら少しづつ前進できればいいと考えていたのですが、社会の流れです。
嵐山町議会でも議会基本条例にいよいよ挑戦です。
気がかりなのは、専門的知見の活用を保守系会派がしたがらないことです。
井の中の蛙が好きなんだねえ・・と
議会基本条例の制定も来年6月を目指しています。
 
6、あれこれ通信NO62、配布中です。
7月10日号なのですが、提訴をしたり、熱中症になるのはと思って、やっとなんとか市街地の配布が終わりそうです。
次は市街化調整区域ですが、NO61を前回配れなかったので、組み合わせて配布します。
朝5時から7時までの涼しい時間帯に動いています。
 
7、二人目の孫誕生です
7月に2人目の孫が生まれました。上の子が3才になったばかりで、私は上の子のお相手に、娘の家に出かけることが多くなりました。
深さ20センチのプールで遊ぶのを見ています。
新しい生命を家族が受け入れて、普通の生活になるには、ちょっと手助けが必要ですね。
大阪の23歳の女性のネグレクトの報道をみると、地域の中の人の関係が本当につくれなくなっていることを実感します。