文教厚生委員会 概略記録(2009年12月15日)

1、10時から10時40分まで 中島町民課長による嵐山町人口動態の説明
 嵐山町人口動態の特徴として確認できたこと
@ 平成12年が嵐山町人口のピークである。
現在は世帯数は多いが、H21年度では日本人は19000人を切り、外国人が282人で19075人である。
A 年代別人口では61歳が最も多く399人で、1歳は117人である。
B 年少人口(0〜14才)は2279人で全体の12.13%、これは全国平均13.4%を下回っている。
C 高齢者人口(65才以上)は、4322人で全体の23.01%、全国平均の22.5%を上回っている。
D 増減理由では自然増減では出生が129人、死亡が179人でマイナス50人
社会増減では転入が682人で転出が731人でマイナス49人
転出先は 県内 273人(東松山30人、滑川町41人、川越25人、坂戸21人、小川町22人など)、県外 129人、外国17人
   住宅は増えているが、単身で入っている人が多い
 E 古里・越畑地区で、高齢者施設に入居している人がいるため、高齢者の割合が多い

2、10時50分から1時30分まで 今後の文教厚生委員会に関連する施設とそれにかかる人的配置
当面の課題として考えること
@ 社会福祉協議会の移転先
A 元菅谷幼稚園をこども施設として位置づけるため、子ども施設についての検討
 
子ども施設の視察などの提案と社会福祉協議会の移転先を「なごみ」がよいという理由を委員長からしたところ、委員会として以下について議論があった。
(1) 現在の子どもの実情を知る
(2) 社会福祉協議会の事業実態であるか、本来の役割は何か知る
(3) 仮称「ふれあい交流センター」に位置づけてある出張所機能とフリースペースのある「高坂丘陵センター」の施設を行う
 上記の課題を検討するため次回は 嵐山町のこどもに直接触れている人の話を聞くこと、社会福祉協議会について研修する、高坂丘陵センターの視察を行うことが決まった。
 
3、1時30分から2時30分まで  地球温暖化対策について
「県の地球温暖化対策」についての研修後から嵐山町でどのように進めるか
@ 町と一緒に「地球温暖化対策」の条例化を目指す
→3月定例会の中間報告で町への要望事項とし、回答は次の委員会までに期限をつける。
 A「仮称ふれあい交流センター」の建築設計について、当施設は2000uに満たないが埼玉県の建築物環境配慮計画制度を適用するように、町に要望書を当日中に出す。
B 市町村の地球温暖化対策について、次回までに担当を決め簡単に発表する
マッセ大阪の報告書「自治体における地球温暖化対策」を取り寄せる。
10冊 いただけることになった。取り寄せ次第委員のボックスに配布
「自治体のおける地球温暖化対策」第2章第4節部門別の代表的取り組みの発表分担
  @ 環境家計簿→渋谷
  A 新エネルギービジョン→青柳
  B 光熱水費削減還元プログラム→金丸
  C 緑のカーテン→藤野
  D 家庭ごみの指定袋制→長島
  E ノーマイカーデー→柳
  F(独自) 学校の芝生化→川口

今回の文教厚生委員会では、とにもかくにも議員個人にレポート発表していただけること、社会福祉協議会のことをもっと知ろうという方向になったこと、こどもと直接触れ合っている人の話を聞いてみようという展開になったことも本当にありがたい。

偉い人の議会から、議員の知らないことがたくさんあって、それを知ろうよという風に開かれてきているということが素敵だ。